【小学生でも分かる解剖柔整学】内側側副靭帯ってなに?
- 優人 鈴木
- 2023年4月27日
- 読了時間: 5分
「解剖学」と聞くと、固くて難しく思いがちですが簡単にシンプルに紹介します。
年齢を重ねるごとに身体には違和感が出始めます。
現代は、何か物を購入するときには、ネットで色々調べたり、レビューを隅々まで見る方が多いと思います。しかし、身体については無頓着な方が多いことが不思議だなと思っています。
「自分の体があって、仕事に行けて、物が買える」
じゃあ、身体のことを少しでも知ることが出来る場があったらいいのではないかと思い、このような記事企画としております。
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みなさんは、「内側側副靭帯」というものを知ってるでしょうか?
もしかしたら、「変形性膝関節症(OA)」という言葉のほうが主婦の方には馴染みがあるでしょうか?
今回は、そんなOAにも関わるようなお話です。
〈もくじ〉
1.内側側副靭帯の超簡単解剖学
2.内側側副靭帯の働き
3.内側側副靭帯の見つけ方
4.素人でも出来る内側側副靭帯損傷の検査法
5.若干難しい玄人向き

1.内側側副靭帯の超簡単解剖学



○膝の内側側副靭帯はどこなのか?
①人体模型で全身が分かりますね
②腰から下の模型で下半身が分かりますね
③膝のつなぎ目の写真で青丸の白い筋の入ったテープみたいなものが「内側側副靭帯」です。
とても簡単ですよね?
これでまずどこの話をしているか分かりましたね?
(※唯一難しいことは、内側ではあるだろうけど、右膝なのか左膝なのか?見分け方は、「腓骨」という骨を見れば分かりますが今回は内側とだけ分かっていればOK。ちなみに右膝です。)
2.内側側副靭帯の働き
上の③で「テープみたいなもの」と言ってますよね?
そのままテープなんです笑
上の骨(大腿骨[太もも])と下の骨(脛骨[スネの骨])を留めてるだけです。
若干素材的にはゴムみたい感じなので、膝が内側に曲がってしまわないように軽く伸びて元の位置に戻してくれる働きです。
イメージ付きますよね?
ここまで簡単ですよね?
3.内側側副靭帯の見つけ方

膝を前から見るとこんな感じ
膝蓋骨は膝のお皿のことです。お皿の下側が上の骨と下の骨のつなぎ目になってますよね?
このつなぎ目をお皿側から、内側に辿っていくと初めに突き当たる部分があります。
それが「内側側副靭帯」です。
簡単じゃないですか?笑
お子さんが「膝が痛い」と言ったり、ママさんバレーで「膝が痛い」という方がいたら、ここを押してみてあげてください。
押して痛みがあれば、靭帯損傷の可能性が浮上します。
4.素人でも出来る内側側副靭帯損傷の検査法
上記の3で「あれ靭帯損傷?」と可能性が上がっても、まだ要素が少ないです。
そこで、今度は検査法を行います。
検査法と難しそうに言ってますがこれも簡単です。
要するに、この損傷してそうな部位にあえてもっと負荷を与えて、痛ければさらに可能性が上がるということです。
どうするかというと・・・
上記で「働き」を見ましたね。あえて働かせるんです。
(右膝の内側側副靭帯を見る場合)

右膝が内側に曲がるように力を加えてますよね?
もちろん本来の膝はそのようには動きませんので弱くて大丈夫です。
損傷している場合は弱くても痛みを感じます。
5.若干難しい玄人向き

最後に、これは少し難しい話です。
今回は、内側側副靭帯についてお話しました。確かにこの靭帯が損傷している場合は、膝の内側が痛くなることが多いですが、もちろんこの靭帯1点が毎回正解ではありません。
そこで、もう一つ幅を広くする考え方として、上の写真をよく見ると、黄色い内側側副靭帯に別の「薄筋」や「縫工筋」といった筋肉が近いことが分かりますよね?これらは、ももの方から膝の方に伸びてくる筋肉です。
つまりこれらは密接関係にあります。
例えば、ももの方で緊張している薄筋が内側側副靭帯に擦り付けられて、摩擦が起き、そこで炎症して痛みを出している場合も考えれます。
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あすなろ鍼灸接骨院では、『痛み改善整体』と『訪問リハビリマッサージ』の2本立てで活動しています。
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僕は皆さんより少し身体について知識があり、技術があります。だから、施術をします。みなさんは、「こんな医療制度があるんだ」と知ることだけで大丈夫です。
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